アカネコアオネコ ニ
頭痛い。頭イタイ。アタマイタイ。
あた!マイ タイ!
…。
「阿部、かなり深刻そうな表情しとるけど。」
「いあ、自分がどんだけイタイ子なのか思い知らされてました。」
「可哀相だが、それは廊下に立たなん、オレは治せん。」
そう言って、あたしに廊下に立ってろと言わんばかりに
強調して言ってくる。
いやいや、今更さぁ、廊下に立てっつー教師は居らんよ?
つーかコレは廊下に立っても治らんって。
でもまぁ
立ってれば、サボれるったいねー。
でもこの魂胆バレたら立たせてもらえんな。
「せんせ、立っとったら治りますかね?」
「立っとくより、授業受けとった方が治り早かけど。」
…。
不戦敗ですか!!?
あたしは大人しく、数学…いや、治療の授業を受けた。
きーん こーん …
め!女神様のお声だわ!!!
「ヨシ!メシ!!」
誰もが思った。 早いだろう。
2限、3限とかなら分かる。
さすがに1限の休憩時間に食う奴があるか。
「おい聖美、昼はどうすんだよ。」
ガツガツ弁当を食い漁ってる乙女に話しかけてきたのは
同じ崖っぷちを体験中の浩。
そこ、乙女はガツガツ食わねぇとかツッコんじゃいかんよ。
「ひぅあ、しょくふぉうひ!」
「あー、なるほどな。って、金あんのかよ。」
通じたー!!!!
何だコレは!崖っぷちの以心伝心か!?
「聖美、あたしさ、こないだ100円貸したじゃん?」
「ケチケチすんなよ、亜咲お嬢。」
食事に夢中な聖美は、返事が適当になってきた。
いや、常にまともな返事はしないけど。
きーん こーん …
「はいはい、皆の大好きな英語の授業だ、まさかサボる奴は居らんだろうな?」
教室に入ってくると同時に発せられる。
毎回素敵に恐ろしい先生のキメ台詞。
前回は教科書を机に出しとらん奴は居らんだろうな?だった。
案の定、四人がネチネチ説教を受けていた。
「つーか、テスト行くぞ。」
サラリと言いのけやがった。
「そんで、一学期の成績に入るからな。皆喜べよ。」
平然と爆弾投下。
先生素敵!
「ちょい、柚斗。」
「あ?」
「これって、喜ぶのはあの二人だけっしょ?」
「そうだな、亜咲お嬢。」
素敵な先生による、素敵なテスト開始。
授業終了後。
不意打ち+ハイレベルなテスト+専門教科で合格点60以上により
二人以外は打つ伏せていたとか、いないとか。
*****アカネコアオネコ
国際科1年5組 担任の野田先生は数学の先生です。
普通科1年2組 英語の先生は、山崎先生。美人で怖い人。
一度やってみたい、1限の休み時間にメシ!!ぁ
うちのパパンは2限の休み時間に食ってたらしいです。
最初、頭が痛かったのは数学だったからです。はい。
サン話目で放課後まで行きますよぃ。
050830///浩吾